養老孟司
著者によれば、ことばを使うことと解剖とは同じであると言う。ことばによって世界を切り分けていくことと、解剖によって体内を切り分けていく過程はたしかに似ている。たとえば大陸のある地域を「中国」と名指せば、途端に「中国」と「それ以外」が生まれ、地続きだった大地が名づけによって絶ち切られてしまうように。こうした思考から出発し、自分の物の見方がどう成り立っているのか、そして私たちヒトとはどんな存在なのか、本書は一つずつ解き明かしていく。学問することの意義を教えられる書籍である。 (ちくま文庫)
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金沢大学子どものこころの発達研究センター:監修
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